主な手術内容
日帰り手術の流れ
患者様の日程と調整して
手術日を決めます。
その際、スタッフより
必要事項を説明します。
後日、手術に必要な検査を行います。
手術当日は日帰りです。
毎週火曜日に行います。
手術後の検査が必要です。
翌日は必ずお越しください。
翌日以降も検査通院が必要です。
医師からご案内します。
日帰り白内障手術
物がかすんで見える・二重に見える
白内障とは
主に加齢などが原因で目の内側の水晶体が濁り、視力が低下する目の病気です。物がかすんで見える、二重に見える、まぶしい、暗い時と明るい時で見え方が違うなどという症状があります。加齢以外にも糖尿病やアトピー性皮膚炎などが原因で、合併症として白内障が発症する方もいらっしゃいます。
白内障の治療方法
日常生活に影響が出ている場合や、進行の早さなどが認められる場合、眼球にレンズを入れる日帰り手術にて視力を改善します。点眼麻酔を使いますのでお体への負担も最小限に抑えられます。白内障手術の所要時間は10分~15分です。院内での経過観察後、ご帰宅となります。患者様の生活スタイルに合わせた眼内レンズをお選び出来ますので、ご希望をご相談下さい。(保険適用の単焦点眼内レンズ、自由診療の多焦点眼内レンズ)
緑内障治療
視野が狭くなる
緑内障とは
目の奥にある視神経が障害されることによって、視野(見える範囲)が狭くなる病気です。初期段階は自覚症状がなく、放置しておくと視野の欠如が進行していきます。緑内障は日本人の中途失明原因の1位でもあり、眼圧の上昇や視神経の繊細さなどによって視神経が障害されることが原因と言われています。40代以上の有病率は5.0%、20人に1人が発症する決して珍しい病気ではありません。1度欠けてしまった視野は回復不可能なので、視力障害が軽度なうちに早期発見・治療をすることが大切です。
点眼加療
視神経ダメージで狭くなった視野を悪化させないため、対処療法を行います。緑内障は眼圧を下げる治療法が基本とされ、その中の1つに点眼薬治療があります。経過を診ながら目薬の数や内容を変えて治療をしていきます。
SLTレーザー治療
従来の点眼薬治療のほかに、当院ではSLTレーザー治療(選択的レーザー隅角形成術)を取り入れています。点眼麻酔を行い、治療は数分で終了します。痛みもほとんどありません。研究データーでは約70%~80%の方に効果が表れ、その効果は個人差がありますが約3年持続します。
まぶたの手術
まぶたの下がり・逆さまつげ
上まぶたの下がり:眼瞼下垂
上まぶたが垂れ下がることにより黒目にまぶたが掛かる、視野が狭くなる、眠そうに見られる、上まぶたがくぼむなどの症状が挙げられます。日帰り手術で治療が可能です。後天性によるものは、加齢によって筋肉が伸びきってしまい皮膚がゆるむケースが高齢者に多く見られます。また、長期のハードコンタクトレンズを利用されている方にも発生するケースがあります。まぶたの異変を感じたらご相談ください。
まつ毛による眼球の傷:眼瞼内反症
先天性や加齢性が原因とされ、まぶたが内側を向いていることにより、まつげが目に入って眼球に当たって角膜を刺激する病気です。皮膚や眼輪筋のバランスを整えながら治療します。
翼状片
眼の充血、異物感、視力の低下
翼状片とは
白目の表面にある半透明の結膜組織が、黒目の部分に伸びる病気です。眼の充血や異物感があり、黒目まで伸びてくると見えにくくなります。原因は不明ですが、コンタクトレンズの長期装用での刺激や紫外線によるものと言われています。点眼加療のほか、翼状片が大きくなり視力に影響が出る場合は手術を行い、翼状片を取り除きます。再発しやすい病気と言われています。
硝子体注射
日帰り通院治療
硝子体注射とは
中心部が暗く見える・ゆがみ・色の見分けができないなど、物を見るのに1番大事とされる黄斑部の病気に対して、薬剤を眼内に注射する治療です。脈絡膜血管に関連する病気や網膜血管が詰まる病気になると、目の中に異常な血管、「新生血管」が発生します。この新生血管ができてしまうと、炎症や出血を引き起こし、視界がゆがんだり視力が下がったりします。抗VEGF薬を眼の中に直接注入することにより、新生血管の活動を鈍らせ、炎症と出血を抑えることができます。また、一旦症状が改善されても、個人差によって再発することもあります。症状に応じた定期的な検査と治療計画を立てて行います。
⇒対象の病気:滲出型加齢黄斑変性・網膜静脈閉塞症・糖尿病網膜症など
上記以外の手術・治療に関しても、患者様の病状に応じて執り行っております。
どうぞお気軽にご相談下さい。